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ダニ駆除の空気清浄機のおすすめはなし!?ダニ発生と空気清浄機の関係

ダニ駆除の空気清浄機のおすすめはなし!?ダニ発生と空気清浄機の関係

ダニが発生する季節になると、空気清浄機で楽にダニを退治・駆除できないものか・・・ダニ対策でおすすめの空気清浄機はないのかと探したりもしますよね。

しかし、ダニに対して有効な空気清浄機なんて本当にあるのでしょうか?ダニと空気洗浄機の関係について紹介します。

ダニと空気洗浄機の関係

それでは先ず、ダニと空気清浄機の関係について説明します。これにはまず、空気清浄機とはどういうものかを知る事から始まります。

空気清浄機とは、空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去するための機器です。空気清浄機の中では、集塵フィルターに特殊な処理を行い、花粉などのアレルゲンを不活性化すると称するものも出てきています。放電部分で発生するプラズマ(ラジカル)を消臭やアレルゲンの分解などに用いるものもあります。フィルター上に捕集されている限りではその機能は役立たないはずですが、フィルター交換時などにはほこりがたつため、一定の効果があると考えられています。

空気清浄機の一番のポイントは空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去するという点です。

そこで疑問が生じます。ダニは・・・空気中に浮遊するの?

ダニは空気中に浮遊しま・・・せん

ダニ駆除の空気清浄機のおすすめはなし!?ダニ発生と空気清浄機の関係

よく、お布団を干した時に布団叩きでで布団をパンパン叩きますよね?その時にホコリが舞っていると思うのですが、そこで舞っているホコリの中にはダニも含まれます。

しかし、そこで舞っているダニの殆どがダニの死骸です。生きているダニはしっかりとした爪がついているので、布団の裏手に回り、繊維にしがみついて飛びません。

そこまで頑固なダニは、生きているうちに浮遊する事はほぼありません。つまり、空気清浄機でダニを駆除しようと思っても、ダニは駆除できません。

空気清浄機を使ったところで、生きたダニの対策はできません。

ただし、例外も?

生きたダニは宙を舞わないので、空気清浄機を使っても対策はできませんが、ダニの死骸やフンであれば、空気清浄機である程度対策をする事ができます。

ただし、ダニの死骸や糞が浮遊するような事があれば・・・という事です。普通に生活をしている中で、あまり埃をたてないようにしますよね?つまり、埃をたてないようにするという行動自体が、空気清浄機のダニの死骸や糞対策に反してしまっているのです。

例えば子供がお布団の上でバタバタ暴れたりして埃がたてば、その空気中に漂う埃やダニの死骸、ダニの糞を空気清浄機が綺麗にしようと頑張ってくれます。

こういった例外がない限り、そこまで埃をたてるような事って・・・あまりないですよね?

ですので、ダニ対策を考えるのであれば、空気清浄機に頼るのではなく、もっと根本的なダニ対策をする必要があります。

根本的なダニ対策で当サイトがおすすめするのが、ダニ捕りシートです。

ダニ捕りシートとは

今ダニを退治・駆除する方法として人気を集めているダニ捕りシートとは、専用のシートの中にダニを誘引し、そこから逃がさずに死滅させるものや、シートの中に留めて、そのままゴミ箱に捨てるタイプなどがあります。

シートの中の粘着でダニを逃がさないものや、シートの中で餌を食べさせているうちに、ダニを乾燥させて死滅させるタイプがあります。※ダニは身体の80%が水分で出来ているため、乾燥させられることに弱く、死滅してしまうのです。だからこそ、ダニは湿気が多い場所を好みます。

ダニ捕りシート(ダニ取りシート)基本情報
使用目的 ダニを捕まえる
ダニ捕獲方法 誘引剤を使用
ダニ捕獲後 ・乾燥タイプ
・閉じ込めタイプ
・粘着タイプなど
有効場所 屋内
捕獲可能なダニ ・チリダニ
・ツメダニ
・イエダニなど屋内のダニ
注意点 マダニなど屋外のダニは使用不可

ダニ捕りシートでダニを退治・駆除するメリットとデメリット

ダニ忌避剤のおすすめ!私が経験した一番の方法

ダニ捕りシートでダニを退治・駆除するメリット

1.安全性が高い:ダニ捕りシートには、化学物質を使用せず、粘着剤のみでダニを捕らえるものがあります。 そのため、人やペットへの影響が少なく、安全性が高いとされています。

2.使い方が簡単:ダニ捕りシートは、設置するだけで簡単に使用できます。また、移動させることもできるため、ダニが発生している場所に合わせて自由に設置できます。

3.ダニの観察にも役立つ:ダニ捕りシートには、捕獲されたダニの種類や数を確認することができます。 そのため、ダニの発生状況や種類を把握することができ、適切な対策を立てることができます。

ダニ捕りシートでダニを退治・駆除するデメリット

1.効果が限定的:ダニ捕りシートは、粘着剤でダニを捕獲するため、ダニが発生している場所に限定されます。また、成虫のダニしか捕獲できないため、卵や幼虫などのダニには効果がありません。

2.交換の頻度が必要:ダニ捕りシートは、一度使用すると、その粘着力が低下するため、定期的に交換する必要があります。 そのため、長期的に使用する場合、コストがかかる可能性があります。

3.設置場所に制限がある:ダニ捕りシートは、設置する場所に制限があります。例えば、風通しの良い場所や、直射日光の当たる場所では、接着力が低下するため、効果が遅くなる場合があります。

ダニ捕りシートを使ったダニ退治・駆除方法は結局どうなの?

上記でお伝えしたダニ捕りシートは粘着タイプのものなのですが、実はダニ捕りシートには他にも種類があります。

ダニ捕りシートの中でおすすめしたいのが、ダニを誘引し、シートの中で乾燥させて退治・駆除するタイプのダニ捕りシートです。

ダニを誘引し、乾燥させて退治・駆除するダニ捕りシートとは

ダニを退治・駆除する方法というのはいくつかありますが、ここ数年で一気に流行ってきているダニの退治・駆除方法が、ダニを誘引し、乾燥させて退治・駆除するダニ捕りシートの「ダニコロリ」です。

ダニ忌避剤のおすすめ!私が経験した一番の方法

くらしラボのスマイルストアにて販売されているダニ捕りマット(シート)の「ダニコロリ」は、ゴキブリホイホイのように、ダニにとって魅力的な香りなどでダニを誘い込み、ダニコロリの中で餌を食べながら乾燥剤の効果でダニ自身を乾燥させていきます。

ダニコロリ基本情報
ダニ捕りシート 乾燥タイプ
ダニ誘引剤 豆粕、小麦加工物
ダニ乾燥剤 植物繊維乾燥剤
香料 緑豆
サイズ (長さx幅x高さ) 20 x 15 x 5 cm
有効範囲 1枚で5〜8畳
捕獲可能なダニ ・チリダニ
・ツメダニ
・イエダニなど屋内のダニ
枚数 3枚同梱
使用上の注意 ・水に濡れないようにしてください
・ご使用中にお身体に異常が見られた場合はすぐに使用を中止してください
・お子様の手には届かないところに保管してください
・保管する場合は、高温多湿の場所を避けて保管してください
・1ヶ月経過したら家庭用のゴミとして処理してください(各自治体の指定に従ってください)
販売会社 株式会社くらしラボ(Kurashi-Labo inc.)
ストア名 スマイルストア
住所 東京都江東区門前仲町1-6-4
電話番号 0120-044-904
公式ページ https://kurashi-labo.co.jp/

ダニの身体は8割が水分で出来ている

何故ダニ自身を乾燥させる事が有効的なのかというと、それはダニの身体の8割が水分で出来ているからなのです。

だからこそダニは湿気を好む傾向にあります。

つまり、ダニを乾燥させればダニは物理的に弱り、力尽きていく・・・というものです。

これがダニを退治・駆除していくダニコロリの効果です。

ダニコロリについては、下記記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてください。
ダニ退治X
【検証】ダニコロリの効果は嘘なのか3ヶ月試した口コミ評価について

株式会社くらしラボのスマイルストアが販売するダニ捕りシート「ダニコロリ」の効果は嘘なのか、3ヶ月検証した評価を紹介します。1シートの効果範囲は5~8畳、持続効果は1ヵ月で3シート入り。口コミで「効かな ...

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ダニコロリ公式ページはコチラ
 

効率的なダニ退治・駆除の方法は?

1.換気をしっかり行う:ダニは湿気を好むため、換気をしっかりと行い、部屋の湿気を下げることが大切です。

2.掃除をこまめに行う:ダニはホコリに付着していることが多いため、こまめに掃除を行うことが大切です。

3.エッセンシャルオイルを使う:エッセンシャルオイルにはダニを退治する効果があります。例えば、ティーツリーやユーカリなどのオイルを加湿器に入れて使用することで、ダニの発生を抑えることができます。

4.ハーブを使用する:ダニには、ニームやクローブなどのハーブが効果的です。

5.ダニ捕りシートを使用する:ダニ捕りシートは、化学物質を使用せず、安全にダニを捕獲することができます。定期的に交換することで、環境に優しいダニ退治を行うことができます。

これらの方法を組み合わせることで、効率的なダニ退治・駆除を行うことができます。

ただし、一度行うだけでは効果が薄いため、全て定期的に行うことが大切です。
この5つの項目を全て定期的に行うのはかなりの労力が必要だったりするので、効率的にダニ捕りシートを活用することをおすすめします。

そのために、ダニを乾燥させて退治・駆除するダニコロリがおすすめです。

ダニコロリは環境にも優しいですし、一つに3シート入っているので、一回の注文でしっかりつ伝えるのも魅力の一つです。
ダニ退治X
【検証】ダニコロリの効果は嘘なのか3ヶ月試した口コミ評価について

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空気清浄機について詳しく知っておこう

「空気清浄機」は、空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去するための機器で、「空気清浄器」とも表記されます。また、エアクリーナーともいいます。

空気清浄機の歴史は19世紀はじめの産業革命当時のイギリスから始まったそうです。当時のエネルギー源は主に石炭であり、それを燃やすことによって出る煤煙の除去を目的として作られたと伝えられています。

それまで、空気を清浄にすることは換気によって行っていましたが、清浄な空気を取り入れるべき場所も汚染されはじめたため、能動的に空中の汚染物質を取り除く必要に迫られたということです。

一方、日本における初の家庭用空気清浄機(フィルターを備えたもの)は1962年ごろ松下電器産業(現在のパナソニック)が発売しました。この時は高度経済成長期の真っ只中であり、四日市ぜんそくなどの大気汚染による公害が社会問題となる前夜でした。これはイギリスにおけるロンドンスモッグ事件の前夜ともいえる時期に空気清浄機が出てきたことと一致します。

もちろん現在でもそうしたいわゆる大気汚染物質の除去のために用いられることも多いですが、1980年ごろからは、これもやはり社会問題化した花粉症のために使われることが多くなりました(高気密化した住宅における喫煙等の問題もあります)。しかし、近年のように多くの人が使うようになってきたのは、1990年ごろからです。

2003年の空気清浄機の普及率はおよそ23%とされ、これは10年前の2倍以上となっています。ただ、毎年のように前年出荷を上回る成長を続けてきましたが、スギ花粉飛散量が著しく少なかった2004年(2003年度)は前年を下回りました。さまざまな需要があるとはいえ、やはり花粉症対策としての需要が大きい証拠といえます。

ここ数年の家庭用空気清浄機の動きとしては、従来の業務用を凌駕するほどの大風量タイプが出始めているのが特筆できます。また、抗菌だけではなく、各種アレルゲンの分解・除去などを行うと称するものも増えており、空調家電というより、さながら健康家電と呼んだほうがいいほどの状況になりつつあります。

空気清浄機の方式

家電の業界においては、ファン式とイオン式というように分類されてきましたが、現在ではその性能の低さゆえ大手家電企業はイオン式から撤退しており、2020年現在でも残るイオン式空気清浄機は、通信販売やインターネット上での販売など、限られた販売方法によって売られていることが多いです。

家電量販店で販売されるものもほぼ100%がファン式のため、そのフィルターの違いや、さまざまな特殊な仕組み・性能・付加機能を表示して説明を行うことが多いです。逆に、加湿器、除湿乾燥機、ファンヒーター、エアコンなどに空気清浄機能を持たせたものもあります。現状にそくし、かつ一般市民にわかりやすい分類や呼称、また性能表示が求められています。

なお、空気清浄機能がない加湿器も、方式によってはある程度の空気清浄効果が期待できるものもあります。

ファン式(HEPAなどのフィルター式)
ファン式は、2020年現在の主流となっている方式で、扇風機やエアコンと同じようにファンによって強制的に空気を吸い込んで、フィルターで濾過し、綺麗になった空気を吹き出す方式です。使われるファンは、空気の押し出しに向くプロペラファン(扇風機などのファン)ではなく、吸い込みに適するシロッコファン(天井据付式の換気扇などに使われる)です。クロスフローファンを採用した機種もあります。一昔前なら業務用として使われるような風量の豊富なものが多く出てくるようになりました。

多くのファン式空気清浄機は、HEPA(ヘパ)と呼ばれる目の細かい不織布のフィルターで微粒子を集塵・濾過します。HEPAよりも目の細かいフィルターであるULPA(ウルパ)を採用したものもあります。なお、HEPA、ULPAともに、クリーンルーム用の清浄機に使われるような高性能なフィルターです。家庭用空気清浄機においてはULPAは目が細かすぎ、また風量を大きくするにも空気抵抗が大きく不利であるため、近年は採用する機種はあまりありません。HEPAよりランクが落ちるものは一般に高性能フィルターと呼ばれ、フィルターの繊維そのものが静電気を帯び、効率的に粉塵等を集塵できる静電フィルターなどがよく使われます。さらにグレードが下がると、ファイバーフィルターと呼ばれる高密度不織布等のフィルターが使われます。

においについては活性炭で吸着する方法をとっています。活性炭ではなく二酸化チタンなどの光触媒による消臭を採用している機種もあります。なかには、イオン式と同様な原理の電気集塵(多くはプラズマと呼ばれる)を併用しているものもあります。放電部分で発生するプラズマ(低温プラズマ。実体は各種のラジカル)を消臭やバクテリア・アレルゲンの分解に用いている機種もあります。

ファン式は、イオン式に比べて本体サイズおよび消費電力が大きく、騒音の点でも不利です。フィルターが汚れると交換しなくてはならないため、ランニングコストもかかります(ただし、交換不要の集塵フィルターを採用したモデルも出始めてきています)。しかし、多くのものは風量のコントロールが可能であり、モーターにインバータ制御を採用した高級モデルにおいて風量を下げれば、消費電力と騒音はイオン式と同等かそれ以下です。

ほこりやにおいのセンサー、タイマー、リモコンなどを備えたものもあります。マイコンを内蔵し、プログラムにしたがって各種の自動運転が可能なものも多いです。

なお、家庭用清浄機で表示されている集塵効率などはフィルター単体の理論値・規格値であり、清浄機の性能を必ずしも表してはいません。クリーンルーム・クリーンブースなどに用いられる業務用や医療向けなど特殊用途のものは、清浄機を使用したときの実際の性能を表示しているものがあります(実際のクリーンルームは部屋の設計に清浄機が組み込まれており、単体の清浄機を使うことはあまりありません)。

電気集塵に対して機械集塵と呼ばれます。フィルター式、またはフィルター集塵式ともいわれています。前述のプラズマなどを含め、こうした呼び分けが消費者の混乱を招いています。

COVID-19の原因ウイルスである重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)が空気感染することが示唆されているため、HEPAフィルターを搭載した空気清浄機に注目が集まっています。アメリカではコルジ・ローゼンタール・ボックスと呼ばれる自作の空気清浄機が注目を集めています。

電気集塵式
業務用(とくに工業用)向けとしては、電気集塵の空気清浄機(集塵機)が多く使われます。放電を利用するという点ではイオン式と同様ですが、多くは電極の正負が逆であり、集塵装置の効率を高めるため電極の数も多く、粉塵を帯電させる部分と集塵する部分が分かれている多段式となっています。イオン式とは異なり、通常はファンを用いています。放電に伴ってプラズマが発生することから、家庭向けではプラズマ式と呼ばれることが多いです。基本的に電極を洗って再生使用するため、ランニングコストは低いです。

集塵のみの効果しかないもの、匂いの原因を取り去るもの、脱臭フィルターも備えるものがあります。フィルターを用いたファン式の清浄機に、簡単な構造の電気集塵が併用されている場合があります(この併用タイプを現在では電気集塵と呼ぶことが多い)。エアコンに使われていることもあります。

原理的にはフィルターを用いた清浄機よりも細かな粒子を集塵することができます。

家庭用電気集塵式
近年では家庭用の空気清浄機でも電気集塵(静電気帯電)方式が見られるようになりました。空気清浄機に吸い込んだ塵・埃をプラスに帯電させ、マイナスに帯電したフィルターに吸着させる方式です。

フィルターには濾過式フィルター、平行な板が並ぶものなどがあります。

HEPAフィルター等の濾過式に比べて目詰まりに強く、清掃も可能となっています。また平行平板を使用した電気集塵(静電気帯電)方式は、過酷な条件でもその性能を低下させることが少ないです。

プラズマ方式
プラズマと称する機能が付加された清浄機のすべてが、電気集塵によって集塵を行っているわけではありません。ごく小さなプラズマ発生装置と触媒を備え、その部分で消臭性能の性能アップをはかっているものもあります(主な脱臭は活性炭による)。

集塵を行っていないため、これはプラズマとはいっても、電気集塵の方式には含むことはできません。

イオン式
イオン式は一定の距離をおいた電極に高電圧をかけることによって空中にイオンの流れ(放電)を作り、そこに入ってきた微粒子などを帯電させ、それを反対の電荷を帯びた電極に集塵する方法です(ただし、ここでの分類ではファンを用いないものに限ります)。電子式、または静電集塵式と呼んでいた企業もありました。原理からいってもにおいには弱く、基本的にファンがないことから、ごく近くの微粒子しかとれません。

連続運転をすることにより、長時間空中に漂う超微粒子をゆっくり時間をかけて少しずつ集塵することはできますが、比較的早く落下するサイズの微粒子の集塵にはまったくの無力です。消費電力が小さいメリットがあり、放電時に発生する微量のオゾンが消臭に多少の効果を発揮する場合もあります(多量のオゾンは有毒である)が、すばやい脱臭は不可能です。多くのものはマイナスイオンを発生すると称していますが、その健康効果については明らかになっていません。電極の構造や配置により、わずかの風(電子風と称される)を発生させるものもありますが、多少の集塵効果のあるインテリアとしてわりきって考えたほうが良いです。基本的には無音です(電極が汚れると若干の音がする場合もあります)。

集塵電極にペーパータオルなどをかぶせ、汚れたらそれを交換する方式、あるいはむきだしの電極を使用し、汚れたら洗う方式などがあります。帯電したホコリが素通りすることもあり、近くに壁などがあるとそれが付着して汚れることがあります。汚れが多くなって電極が短絡すると危険です(ただし多くは安全装置が備えられています)。

なお、ファン式とイオン式の切り替えタイプというものもありました。微弱・静音運転などのときにファンを止めてイオン式に切り替える方式ですが、現在ではファン式に使われるモーターの高性能化によって、騒音・消費電力の両面ともイオン式に切り替える意味はなく、販売されているモデルもなくなりました。

空気清浄機の機能

上記のように、空気清浄機は空気に含まれる微粒子とにおいをきれいにするものですが、集塵フィルター式の性能はほぼ行き着くところまで行っており、それを高性能化することは行われてはいません(HEPAの使用が当たり前になってきたのは1990年代中ごろからであり、基本性能はそのころから変化していません)。よって、少なくとも家庭用のものに関しては、いわゆる付加機能の充実をはかること、あるいは利便性の向上や目新しさをねらった新製品以外は、基本的な大風量化や空気の流れを考える必要があります。

ファン式においては本体サイズの小型化(薄型化)などを進めるメーカーもありますが、一般に小型化・薄型化されたものはファンが小さく、同風量で比較した場合、騒音が大きくなるきらいがあります。フィルターの厚さも薄くしなければならないため、その面積も小さくなって、効率も落ちます。

近年では、その集塵フィルターに特殊な処理を行い、花粉などのアレルゲンを不活性化すると称するものも出てきています。放電部分で発生するプラズマ(ラジカル)を消臭やアレルゲンの分解などに用いるものもあります。フィルター上に捕集されている限りではその機能は役立たないはずですが、フィルター交換時などにはほこりがたつため、一定の効果があると考えられています。

また、昨今の抗菌ブーム・衛生ブームもあり、各社独自のイオン発生装置により消臭や除菌を行うものや、紫外線ランプ(殺菌灯)、オゾンを発生させる装置を内蔵している機種もあります。

加湿器を内蔵している空気清浄機も出始めています。フィルターが湿るとカビなどの繁殖につながることも考えられます。

多くの空気清浄機には、ほこりセンサーやにおいセンサーなどが搭載されていますが、性能はまちまちです。吹き出す風の向きを変えられるものもあり、センサーによる空気のよごれの検出を併用することで、高度な自動運転を行う機種もあります。人間が部屋にいるかどうかをセンサーで検出したり、部屋の空気の汚れのパターンを学習するなどの機種も出てきていますが、これらの付加機能がどれだけ実用的かは疑問が残ります。こうした、一見すると先進的に思える特殊機能は、モデルチェンジとともに採用されなくなることも多いです(数年するとそうした機能が再び採用されることもある)。

アセトアルデヒド、アンモニア、酢酸等のにおいに強いと称する脱臭特化タイプのもの(脱臭機ではない)や、煙草のニコチンやタール等も効率的に除去できると称するフィルターを備えたものも発売されています。家屋内でペットを飼う人が増えたり、家庭での介護などが行われることもあって、脱臭・消臭性能は注目されつつあります。

しかし、においや目に見える煙等がとれたとしても、タバコや排ガスに含まれているガス状の有害物質をすべて除去できるわけではなく、そのことは取り扱い説明書やパッケージにも明示されています。そのため、タバコに多く含まれる一酸化炭素を除去することはできません。

業務用として「スモークテーブル」と称する空気清浄機も使われてきたが、現在では健康増進法により受動喫煙を防止しなくてはならなくなり、ほとんどの建物において完全な分煙(喫煙スペースの隔離と事実上の換気)が義務付けられています。スモークテーブルの構造は、ほとんど電機集塵を採用しています。

いわゆるシックハウスのような、家屋や家具から次々と発生するにおいや有害ガスには空気清浄機は対応できないと考えたほうが良いです。使う場合であっても、性能を確認の上それらのガス等に強い機種を選択し、換気の補助として使うべきです。

ただし、特殊な脱ガス剤フィルターを備えたり、大量の活性炭を使う化学物質過敏症対策としての空気清浄機もわずかながら存在します。化学物質過敏症の患者は、清浄機本体に使われているプラスチックから発生する微量のガス(可塑剤などによるといわれる)にも反応してしまうことがあるため、本体のほとんどが金属製でできているなど、特別の仕様となっています。しかし、これにしても補助的なものであり、換気および発生源への対策が重要であることはいうまでもありません。輸入品および日本製のものがありますが、一般の家電店では販売されません。アレルギー関係の物品を扱っている販売店に問い合わせると良いでしょう。

現在では市民の健康志向もあり、花粉症シーズンのみだけではなく、通年で販売される商品となってきています。

多くの企業は、夏から秋にかけて次の花粉症(スギ花粉症)シーズンに向けた新製品を投入するため、それ以降であれば店頭に残った旧型を安価で購入できることもあります。海外からの輸入品も多く見かけるようになってきていますが、これらの多くは日本製品のように毎年モデルチェンジすることはありません。一方でそうした海外ブランドのものは、やや非常識な価格で販売される(多くは通信販売である)こともあります。

空気清浄機の用語や表現について

最近は薬事法に違反しないよう言葉の言い換えがなされることが多いです。たとえば「アレルゲン」というと、それを低減することにより医療効果をなすとの暗示にもなり、法律に抵触するおそれがあります。そのため、家電業界では「アレル物質」という言葉を用いています。

その一方で、清浄機の機能については実際に実験を行って根拠のある宣伝等を行うようになってきています。これは不当表示になることを避けるためではありますが、それにより性能表示が煩雑になっています。たとえば「○種類の花粉を分解」との表示がありますが、これは何種類であろうとも花粉には変わりがありません。消費者においては、逆に表示のない花粉には対応できないとの誤解を招くおそれもあります。

広告などにタバコに効果があるかのような記載がある場合もありますが、清浄機のフィルターではガス成分まで除去できないため、煙草煙に含まれる一酸化炭素をはじめとする煙草煙の96.7%を占めるガス成分は除去されません。そのため各メーカーの広告には但し書きとして隅に「煙草に含まれる一酸化炭素等は除去されません」などという記載があります。

さらに、各種のウイルスなどを放出するイオン等によって不活性化するとの広告もありますが、この根拠となっているのはごく小さな実験装置によるものであり、実際の室内で結果を得たものではありません。

プラズマ放電によるイオン発生は同時に数百万倍ものオゾンを発生するにも関わらず、オゾンについては一切触れず「使用時にオゾンの臭いがすることがあります」などの言葉で説明しています。

空気清浄機の性能

一般的な用途として家庭用の清浄機を選ぶ際には、目安として示されている床面積(畳数)を見ると良いです。とくに花粉やハウスダストなどの除去を目的とする場合、部屋の広さの2倍を最低限の目安にすると良いです(たとえば6畳の部屋なら12畳向けと表示されているもの)。予算や本体のサイズに問題がなければ、それ以上であることに越したことはありません。

これは、風量が大きいほど、花粉のような落下しやすいサイズの微粒子を早く集塵できるからです。歩いたときに舞い上がるほこりや、掃除のときにたつほこりも素早くきれいにできます。素早くきれいにしないと、再び床に落下するだけです。フィルターの集塵性能が充分であっても、風量が重要であることをよく理解する必要があります。同時に、床などにあるほこりをきれいにする装置ではないことも理解しなければいけません。

この目安として表示される床面積は、日本電機工業会が定めるJEM1467という規格(空気清浄機の定義などもこれによります。よって、卓上タイプの小型な煙草の煙専用のものは、規格上空気清浄機ではありません)にそって性能を表示しているものだが、実用とはややかけ離れているといえます。なお、工業会に所属していない企業の製品は、必ずしもこの規格に沿った性能表示を行っている保証はありません。イオン式も、この規格にそった性能表示はできません。

脱臭性能についても規格が存在し、それにそって性能表示を行っている機種があるが、多くは表示されていないため、購入時の性能比較ができないのが実状です。事実上は、そうした性能表示をしているものは脱臭性能が高く、メーカーも自信を持っていると考えて良いです。脱臭・消臭性能を優先したい場合は、こうした機種を選定すると良いでしょう。

しかしながら、ひどい大気汚染地域で用いたり、ヘビースモーカーのいる部屋で使用した場合、2年や3年といった寿命表示のあるフィルターでも、数ヶ月で寿命が尽きる(すなわち、フィルターからにおいがするようになる)ことがあります。なお、こうした性能(寿命)は、脱臭・消臭フィルターが活性炭か光触媒かの違いによっても異なります。また、一般に活性炭フィルターを備えたものは、梅雨時など湿度が高くなるとにおいを放出しやすくなるきらいがあります。

業務用の空気清浄機に関しては、JIS規格(日本規格協会)およびJACA(日本空気清浄協会)によって性能やその測定方法が規定されています。

米国やヨーロッパ諸国などの海外では米国家電製品協会が認証するCADR(Clean Air Delivery Rate、クリーンエア供給率)という指標に基づき、空気清浄機の性能を数値的に評価し、消費者が空気清浄機を比較・選定するための基準としています。

車載用の空気清浄機
車載用の空気清浄機を謳う製品も存在しますが、空気清浄機と呼べるほどの性能のものはありません。近年の自動車メーカーはエアコンのフィルターの性能が高くなった事をアピールしています。

エアコンのフィルター
室内エアコンの空気取り入れ口にかぶせるフィルターが販売されています。集塵や消臭機能を売りとしている商品で、これらを使うことによって、大きなホコリやある程度の臭いを減少させる効果があります。副次的に、エアコン内部の汚れ付着を減少させます。

空気清浄機の用法

一般的なものは本体後部より上方に清浄な空気を吹き出します、なかには本体横から空気を吹き出すタイプも存在します。家具などが空気の循環を遮断しないよう設置場所に気をつける必要があります。

特殊なものに、本体の前面あるいは後面から前方(後方)に清浄な空気を吹き出すものも存在します(ただし、現在はほとんどありません。輸入品にはあります)が、その場合は、装置を顔の高さに設置して風を顔の方向に向けることで、効率的に清浄な空気を呼吸することができます。本体の横から空気を吹き出すタイプも、向きを変えて同様に設置すると良いです(その他の空調機器によって空気が循環している場合はこの限りではありません)。ただし、長時間風にあたると、皮膚や喉・鼻が乾燥してよくないこともあります。

清浄機に備えられている各種センサーの性能はまちまちで、それに頼ってばかりいると、効率的な花粉やハウスダストの除去はできません。そこに除去したいものが漂っているのがわかっているとき(例えば窓をあけたので花粉が入ってきているのがわかっているとき)は、手動でスイッチ操作をして、風量の最も大きなモードにしてすばやく清浄を行ったほうが良いです。

花粉モードや煙モードなど、さまざまな自動運転ができるものもありますが、それらの多くは風量の強弱を変化させるものです。なかにはセンサーの感度などを変えるものも存在しますが、それぞれの特徴をよく理解して使いわけると効率的です。

たばこやキッチンから出る煙の除去を目的とする場合は、部屋の上部に設置すると効率的です。花粉やハウスダストの除去など一般的な使用目的なら、部屋の床に設置すれば大丈夫です。複数の部屋があり、それらをすべて清浄にしたい場合、すべての床面積を合計した性能の大型清浄機を導入するのではなく、やや小型でもよいから各部屋に1台ずつ設置したほうが良いです(またはそのつど移動させる)。キッチンなどから出る煙には油分が含まれていることが多く、それらを多く吸い込ませていると、寿命や清掃間隔を短くします。

いずれの場合も、部屋の空気を効率よく循環させるために、適切な風量を選択する必要があります。特に煙などは長時間空中を漂うため、集塵に時間がかかってもよいと思われがちですが、時間がたつと部屋の壁などに付着するものも多くなります。

フィルターの掃除をうながすインジケーターがあるものもありますが、それらは運転時間をカウントしているだけであり、目視でフィルターが汚れていないのがわかれば、掃除をする必要はないこともあります。しかし、フィルターの掃除はできるだけしたほうが良いです。電気集塵方式を採用する機種によっては、高電圧を掛ける部分に汚れた場合、その部分の清掃を促すためにインジケーターがあります。

とくに花粉症などの場合、アレルゲンがなくとも出る症状(遅れて出てくる症状)があり、清浄機を使えばすべて解決するわけではありません。ただし、花粉症への効果が確認できない場合も、多くは不適切な使用方法によって、花粉があまりよく除去できていないという事もあります。ただ設置するだけで症状が改善されるという医療器具ではありません。その症状の程度にも個人差があるので、他人の評判を鵜呑みにするのは危険です。花粉症に対して空気清浄機が効果があることは、スギ花粉症の発見者である斎藤洋三(発見当時は東京医科歯科大学所属)によって実証されています。ユーザーによりスギ花粉症の時期だけ清浄機を使用し、それ以外の時期は収納してしまうこともありますが、収納している間にも活性炭はにおいを吸着し、寿命が短くなっていくことがあり得ることは知っておいたほうがよいです。使わないときでもにおいを吸着してしまうのなら、不必要でないかぎり1年中使用したほうがよいともいえます(しかしながら、窓をあけて清浄機を使うのも非効率的です)。収納するのであれば、少なくとも脱臭フィルターはビニール袋などで密封すると良いでしょう。

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ダニ百科-クラモチドラッグ-

ダニ退治X

チリダニによるハウスダストアレルギーの鼻炎に悩み、ツメダニにも襲われるようになりダニ退治に本格的に乗り出してはや数年。ダニをどうすれば退治できるのか、どんな対策が一番良いのか、私ならではの方法を紹介します!

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